被相続人等の居住用宅地等に該当し小規模宅地特例の適用可否について
相続税 小規模宅地の特例 特定居住用宅地等[質問]
【事実関係】
被相続人について
S53.2 A市に住民票あり(本籍も同様)
H25 入院開始
H25 保佐人がつく
(入院開始前に保佐人を付けるかの手続きをしていたが入院が先となる)
H26 母の死亡により土地及び其の上に存する建物のうち1/2を取得した。
被相続人は総合失調症を患っており、9~10年間A市にある特定医療法人にて闘病生活をおくっている。
亡くなる一年前に転院(B市)
R5.9.20 病院にて肺炎にて死亡
相続人について(被相続人の弟一名)
S53.2 被相続人と同地に住民票あり(本籍も同様)
H26 母の死亡により土地及び其の上に存する建物のうち1/2を取得した。
⇒今回被相続人より土地及び建物を相続により取得する。
S53.2以降病院以外では転居はない。
被相続人と相続人は生計別親族である。
被相続人は入院直前までは同所において相続人とともに(S53~H25)家族で住んでいた。
被相続人は長期入院中も一時帰宅をしており、法事やお祝いの際もAに帰宅している。
Aには被相続人用の部屋が亡くなるまであり、被相続人専用の電話回線もあり、それを保佐人が通帳で管理していた。いつでも自宅に戻れるよう用意されている。
相続人はAに居住中。
被相続人の葬儀の祭祀は相続人が行い、病院等の精算は保佐人が行っている。
本件、病院での長期入院生活であるとしても、病院は生活拠点にはなりえないと考え、被相続人等の特定居住用宅地等に該当し、入院以前より同所に居住する相続人は同居親族であり、特定居住用宅地として小規模宅地の特例の適用できると考えますがいかがでしょうか。
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